洋服やバッグ、アクセサリーなどを扱うお店では毎日のように新しい商品が入荷してきます。
商品が入荷した際にアパレル販売員がまずやること、それは商品の検品です。

昨今、アパレル業界は不況による経営状態の悪化から、各ショップに配置するアパレル販売員の人数を減らしたりすることもあるようです。作業がたくさんあるのに、お客様との接客を疎かになんてできないですよね。そこで各アパレル企業では作業をより簡素化していく傾向があるようです。

商品の検品もその一つ。最近ではダンボールに入っている点数を伝票の点数と合わせるだけ、という会社も少なくないようです。ですが本来、商品の検品とはどのような目的で行われるべきなのでしょうか?突き詰めて考えていきます!

納品

適切な検品はお客様に信頼を与える

洋服やバッグ、アクセサリーなどの商品は各倉庫から店舗に届けられます。なぜ、アパレル販売員は商品を検品する必要があるのでしょうか?本来の検品の目的をお伝えします。

会社の資本である在庫を確認する

皆さん、商品が入荷すると在庫金額と点数が伝票と合っているか確認されていると思います。
これは必ず行う必要があります。なぜなのか、理由をご存知ですか?

在庫である洋服やバッグ、一点一点は会社の資本です。つまりお金です。この洋服が1点1点、販売されることによって会社は存続していくことができます。つまり、この1点1点がアパレル販売員、皆さんの給与に繋がっています。

伝票の点数よりも実際の点数が少なかったら、少ない分だけ売上が減ります。倉庫で担当者が点数を間違えていたり、盗難にあっていたり、様々な理由が考えられます。1点くらい足りなくたって・・・と考えがちですが、これが会社合計で数十点となると一人の給与1ヶ月分に相当してきます。結果、一人の人員が減らされるということにもなりかねません。

さらには倉庫側としても在庫がズレている可能性が高いため、余剰在庫になりかねません。倉庫側としてもアパレル会社と同様に重要なのです。

検品はお客様への安心を確認するため

非常に重要なお話です。最近のアパレル会社では、上記1のみ行う会社が増えてきているようです。
ですが、本来であれば洋服のサイズ、色、傷や汚れがないかを1点1点確認する必要があります。

もちろん、ブランドによってはファストファッションなど大量な点数の場合は不可能に近いと思います。
ですが、会社の方針で定められていないブランド、特に様々なメーカーから送られてくるセレクトショップは確認した方がトラブル防止に繋がります。

筆者が働いた会社ではこのような経験がありました。洋服の検品を怠り、そのままお客様へ販売、後にお客様から洋服に針が刺さっているとのクレームをいただきました。お客様は怪我をしたため治療費も会社が負担です。謝って許していただけるような事態ではありません。当時、車内では大きな出来事となりました。確認したところ、洋服には縫製に使用した針を取り忘れ、さらにアパレルメーカーが検品を疎かにし、店舗の販売員も見逃したということが理由です。

この出来事、お客様の人命に関わる内容です。最悪の場合、ニュースや新聞なとに取り上げられる可能性すらあります。場合によっては、会社の存続に関わるかもしれません。このようなことを防ぎ、お客様に安心して洋服を購入をいただく。これが検品の最大の目的なのです。

アントロワは徹底した2重検品でトラブル回避

当たり前のことですが、アントロワは古着を扱っているという業務内容から検品には特に力を入れています。絶対にトラブルはあってはならない、という信念の元に検品を行っておりますのでご安心ください。

2014年5月16日 オークション代行アントロワ

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