こんにちは。アントロワの平川です。
以前より好評をいただいてるユニクロのエアリズムインナーの比較シリーズです。
先日、2025年春夏コレクションで展開されているエアリズムインナー(メンズサイズ)を比較しました。
【2025年春夏】ユニクロ「エアリズム」のメンズインナー5種を徹底比較!
今回は、ファッション好きのアーリーアダプターが好んで着るだろうH&Mの新コンセプトウエア「エイチ・アンド・エム・ムーブ(H&M Move)」のインナーと比較します。
アパレル業界出身者の私が、専門的な視点も交えて詳しくお届けします。
私の身長は172cm、体重は70㎏です。一般的な洋服はLサイズを着用しています。
エイチ・アンド・エム・ムーブ(H&M Move)を簡単に紹介
実は私、このH&M Moveをいつも着ています。コレクションスタートが2022年の夏に日本で販売がスタートしました。H&M SPORTの取り扱い店舗や、公式オンラインストアで販売されています。
私なりの解釈ですが、H&M Moveの位置づけはスポーツウエアと普段着の両立と言えると思います。機能性が高く、様々なスポーツに対応しながらも、洗練されたファッション性を兼ね備えているので普段着として重宝します。
機能性に関しては「DryMove」、「ShapeMove」、「SoftMove」、「StormMove」の名称が各アイテムに記載されています。それぞれがスポーツや悪環境下に特化した機能です。
詳しい機能性は割愛しますが、実査に着てみるとどれも本気の仕様だと分かります。
「DryMove」についてのみお話をすると、肌から湿度を取り除くことで、 動いている間も快適なドライ感を保つというものです。
定番エアリズムとH&M Move DryMoveインナーの機能性を比較
H&M Moveのインナーの正しい名称は「レギュラーフィット スポーツトップス DryMove」です。
それでは各社が謳っているインナーの機能性について比較してみます。
エアリズムに関しては以下パッケージに記載されている機能性を参考にしてください。現在、エアリズムでは様々なタイプが販売されていますが、あくまで定番タイプのものになります。
H&M Moveのインナーに関しては細かい機能性の紹介はなく、肌から湿気を逃がしやすくするDryMoveの機能のみが紹介されているようです。
ちなみに実際に何度も着ていますが、H&M Moveのインナーは速乾性が高く汗をかいてもすぐに乾きます。洗濯しても同様です。
オンラインサイトには、ランニング、テニス、トレーニングといった用途と記載されており、スポーツ向けの機能性を備えていると推測されます。
エアリズムとH&M Move DryMoveインナーの大きさを比較
改めて言わせていただくと、私は2023年から暑い時期は、レギュラーフィットスポーツトップスDryMoveをいつも着ています。
ポリウレタン混紡では無いものの、ゆったりめのサイジング。H&Mにありがちな欧米の方向けのシルエットではなくベーシック。一般的な日本人の体型に合うと思います。
エアリズムのメンズインナーの各アイテムについて知りたい方はこちも確認ください。
【2025年春夏】ユニクロ「エアリズム」のメンズインナー5種を徹底比較!
各エアリズムとの実寸(Lサイズ)も比較してみました。
アイテム名 | 着丈 (cm) | 肩幅 (cm) | 身幅 (cm) | 裄丈 or 袖丈 (cm) |
---|---|---|---|---|
デオドラントメッシュVネックT | 71 | 44 | 49 | 裄丈:39 |
デオドラントメッシュタンク | 70.5 | ― | 48 | ― |
エアリズムVネックT | 72 | 43 | 48.5 | 裄丈:39.5 |
エアリズム クルーネックT | 72 | 43 | 48.5 | 裄丈:39.5 |
エアリズムコットン クルーネックT | 72 | 47 | 54 | 裄丈:45 |
レギュラーフィット スポーツトップス DryMove | 73 | 44 | 54 | 袖丈:25 |
※エアリズムは2025年4月にユニクロ公式サイトより抜粋。H&Mトップスは採寸しました。
エアリズムとH&M Move DryMoveインナーの質感や着心地を比較
レギュラーフィットスポーツトップスDryMoveは驚くほど快適な着心地です。
大型スポーツジムでレンタルした時のウエアを薄くしたような生地、という印象です。エアリズムメッシュのようなインナー感はあまり感じません。
全てのエアリズムインナーより、すこし厚みがあると思います。エアリズムコットン クルーネックTのように1枚で着ることができます。
DryMoveインナーはエアリズムでは足りない時にこそ真価を発揮する
何度も言わせていただくと、私は2023年から暑い時期は、レギュラーフィットスポーツトップスDryMoveをいつも着ています。
なぜ着用するかというと、生活の中でエアリズムインナーでは対応しきれないシーンがあるからです。
私は、レギュラーフィットスポーツトップスDryMoveにだけ存在するメリットがあると思います。
- 普段着とスポーツジム用のトップスとして兼用する
- 普段着とランニング用のトップスとして兼用する
- 酷暑での登山、旅などなど厳しい環境下でお洒落に着用する
- シンプル・スポーティーなファッションを楽しめる
- 耐久性があるのでミニマムファッションとして着回せる
スポーティーな着こなし、シンプルなミニマムファッションを好む方向けの、H&Mならではの雰囲気があります。
また、エアリズムコットンクルーネックTのようにインナーとしてだけではなく、一枚でも着こなせます。
ユニクロ エアリズムコットンクルーネックTシャツの着心地・サイズ感を本音レビュー
H&M Moveは、動ける服。趣味と日常を支える相棒
何度も言いますが、私はH&M Moveをいつも着ています。H&M Moveのアイテムは夏用のインナー以外にもたくさん持っています。
私は一人で旅行するのが趣味ですが、やや劣悪な環境でもH&M Moveのアイテムは動きやすく丈夫なアイテムが多く、助かっています。
インナーとして着用して、そのままスポーツウエアとしてジムで汗を流す。登山や旅行などの環境下でガンガン着れて快適。
スポーティーなファッション、ミニマムファッションが好みの方にはぜひ試していただきたいブランドです。
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